2019年10月17日、「EPO、ドイツにおける最新特許事例と適切な明細書作成のための示唆(“Recent patent law cases in EPO and BGH, and the given suggestions for drafting effective patent claims and specifications”)」と題しました欧州知財セミナーを開催いたしました。
この度の欧州知財セミナーには、ドイツのグラードバッハ(Gladbach)に拠点をおくリヒリィ&リッチェル特許事務所(RICHLY & RITSCHEL Patentanwälte)より、ドイツ国弁理士、欧州特許・商標及び意匠弁理士のDr. Erik Richly, LL.M.(エリック・リヒリィ)及び、ドイツ国弁理士、欧州特許・商標及び意匠弁理士のMr. Robert Ritschel(ロベルト・リッチェル)氏を講師にお迎えしました。
本セミナーでは、欧州向け出願の記載や欧州で特許の権利化および権利行使を成功させるポイントをDr. Erik Richly弁理士 (エリック・リヒリィ)およびRobert Ritschel(ロベルト・リッチェル)弁理士がわかりやすく解説してくださいました。特に、明細書に記載すべき事項、記載すべきでない事項、新規性や進歩性の判断基準等について、具体的な事例(EPOの審決等)をまじえて詳細にご説明していただき、出願をドラフトするためのノウハウをご教示いただきました。質疑応答の時間も、多くのご質問をいただき、有意義な時間となりました。
セミナーは、英語で行なわれましたが、適宜、当所のアインゼル代表弁理士等が日本語で解説をいたしました。
また、セミナー後には、歓談の場をもうけさせていただき名刺交換の場とさせていただきました。