このたび、弊所代表フェリックス・ラインハルト・アインゼル(弁理士)は、日本知的財産協会(JIPA)の研修会WE2にて、「欧州における知的財産の活用と実務」と題する講義を行い、欧州における知的財産権の最新動向について解説いたしました。
5時間半に及ぶ講義の前半では、欧州単一特許及び統一特許裁判所を巡る動き、欧州における標準必須特許(SEP) に基づく権利行使、スペア・パーツ問題等を取り扱い、後半は、国際的な特許紛争の場となることの多いドイツに焦点を当て、ドイツ特許庁における特許・実用新案についてのプロセキューション、権利行使について論じ、最新の注目すべき判例・裁判例及び法改正を紹介、従業者発明制度についても説明しました。
今年からはオンラインのみの講義となり、国内各地の企業・組織の知財部の皆様約50名の方にご参加いただきました。