2020年2月5日、「欧州におけるデザイン保護―強い権利取得を目指してー」と題しました欧州意匠制度を開催いたしました。
講師には、ドイツにおいて知財分野で高名なプロイ ボーリック & パートナー法律事務所(Preu Bohlig & Partner)よりパートナーのAndreas Haberl氏(ドイツ国弁護士、知的財産権専門弁護士)とKlunker IPのDr. Achim Vierheilig氏(ドイツ国弁理士)をお招きいたしました。
本セミナーでは、Haberl氏とVierheilig氏のお二人が「欧州における意匠の保護」、「保護の範囲及び出願戦略」、「登録によらない意匠の保護」、「英国の欧州連合離脱に関する最新情報」の4つの柱に焦点をあてたプレゼンテーションを行い、意匠登録についてドイツや欧州の比較、保護範囲・意匠権侵害に関し多くの実例をまじえ、わかりやすくお話ししてくださいました。
また、欧州共同体意匠について、英国の欧州連合離脱に伴う変更点や留意点、移行期間後に必要となる、係属中の欧州共同体意匠に関する手続や消尽に関しても詳しく解説してくださいました。
セミナーは、英語で行なわれましたが、適宜、当所の弁理士が日本語で解説をいたしました。
また、セミナー後には、歓談の場をもうけさせていただき名刺交換の場とさせていただきました。