China IPニュースレター2017年10月号が発行されました。
中国専利審査の平均審査期間は、特許審査においては、現状では、約22ヶ月であり、この期間は他国審査期間と比べて決して長いとは言えません。しかし、中国においては模倣品による特許侵害が深刻なため、審査時間を短縮し、早期に権利化するという必要性がますます強くなってきています。早期に権利化する方法といえば、外国出願人にとっては、特許審査ハイウェイ(PPH)を想起する人が多いと思われます。
この審査期間の短縮に関して、それ程外国企業には知られておらず、主として中国の内国民に利用されてきた『発明専利申請優先審査管理弁法』(以下、旧弁法と言う)が今般改正され、『専利優先審査管理弁法』(以下、新弁法と言う)として2017年8月1日から施行されました。その改正点及び留意点の詳細につきましては、こちらをご覧ください。