2021年6月25日、欧州特許庁(EPO)のお招きにより、同庁の審査官を対象に「JPOにおけるAI/IoT の審査実務」を題材としたオンライン・レクチャーをフェリックス・ラインハルト・アインゼル弁理士が行いました。
比較法的な視点も織り交ぜながら、発明該当性、明確性やサポート要件、進歩性、そしてクレーム・カテゴリーにおける違いなどについて報告を行いました。欧州特許庁においては、アジア諸国の特許についての専門家グループ(Asian Patent Expert Group)が存在し、同庁の審査官がアジア発の先行技術や特許出願に対して効率的に対処または審査をできるようにするため、さらにはアジア発の特許の最新事情を把握することを念頭に外部から専門家を招いて勉強会を行っています。